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ヒバとヒノキの違いって何があるの?それぞれの特徴を紹介!

2021年11月22日 Comment(4)

「ヒバとヒノキの違いって何があるのかな」
このようにお思いの方は多いでしょう。
今回はヒバとヒノキの特徴やそれぞれの違いについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□ヒバとヒノキの特徴について

日本の国土の3分の2は森林であり、その4割はスギ、ヒノキなどの針葉樹の人工林が占めます。
スギは蓄積量においてヒノキの3倍にもなり、それぞれの林業地で独自の品種が育てられ、品種ごとに材質が違うことが有名です。
ヒノキは品種による違いは問題となっていません。

ヒバはスギやヒノキと比較すると蓄積量が少なく、変種があるものの、材質自体に特に差はありません。
しかし共に代表的な建築用材です。

ヒノキには独特な色調や芳香があります。
辺材は白色で、心材は淡紅色で、早材から晩材に向けての移行が緩やかです。
そのため、早晩材の密度も小さく、スギよりも均質と言えるでしょう。

ヒバは特徴の強い香りがあり、辺材も心材も淡い黄白色で色の違いがあまり明確ではありません。
早晩材の色調も同様に差がありません。

これらは建築用材であると共に、色々な用途で使用されています。
ヒバは水湿に強いことで有名です。
平均的な正角材の値段としては、ヒノキが1番高く、続いてヒバ、ヒノキといった順になります。

□ヒバとヒノキの違いとは

ここまでで特徴についてご説明しました。
しかし、ここまで読んでも違いと言われるとパッとしないという方も多いでしょう。
そんな方に向けて最後に違いについて2つ解説します。

1つ目は、色の見た目です。
ヒバはヒノキと同様にヒノキ科であり針葉樹でもありますが、木肌はヒノキよりも黄味がかった色をしています。
一方でヒノキは高級感を感じられるような上品な淡紅色をしています。
そのため、一般的にはヒノキの方がヒバよりも見た目が優れていると言われています。

2つ目は、耐久性です。
ヒバはヒノキと比較すると防虫性が高く、木造建築に大きな影響を与えるシロアリや蚊といった害虫を寄せ付けにくいというメリットがあります。
さらに、耐久性の高さから建築材の土台としても良く使われている木材です。
実際に多くの歴史的建造物にも使用されています。

□まとめ

ヒバとヒノキの特徴やそれぞれの違いについて解説しました。
ここまででそれぞれの違いについてご理解して頂けたでしょうか。
当社では、自然素材と環境へのこだわりを持った家づくりを行っております。
木材を使用した家づくりがしたいという方はぜひ一度当社までご相談ください。

コメント

  1. 通りすがり より:

    「平均的な正角材の値段としては、ヒノキが1番高く、続いてヒバ、ヒノキといった順になります。」
    の部分がおかしいです。

  2. ンダギンチョモ ビン より:

    ヒノキが1番高く、続いてヒバ、ヒノキといった順になります
    のところですが、ヒバの次にくるのは、
    ヒノキ→スギ
    の間違いでしょうね。

  3. もの好き より:

    全くその通りと思います。ガッテン、ガッテン、ガッテン。

  4. 通りすがり2 より:

    ヒバとヒノキの違いでもっとも差があるのがヒノキチオールの存在である。このヒノキチオールに強力な防虫、防菌、防腐作用がある。しかし名前と違ってヒノキチオールはヒノキには含まれてはいない。ヒバにしか含まれていない。ここが大きな違いとなる。なぜヒノキにはないものがヒノキチオールと名前がついたのかは長くなるので割愛する。調べてみると面白い。

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