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木造住宅の湿気対策とは?木材を濡らす水分の要因についても解説!

2021年11月18日 Comment(0)
「湿気対策って何をすれば良いのかな」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
木造住宅では湿気が溜まるとカビやダニ発生の原因となるため湿気対策は必須となります。
そこで今回は、木造住宅の木材を濡らす要因や湿気対策について紹介します。
 

□木造住宅の木材を濡らす要因とは

梅雨の時期に特に悩むこととなる湿気ですが、その水分の要因は何かご存知でしょうか。
ここでは、木材を濡らす水分の要因を4つ紹介します。
 
1つ目は、家の外から入り込んだ雨水や雨漏りです。
屋根や壁の隙間、ヒビから雨水が侵入すると、木材の含水率が上昇します。
さらに、稀に換気口から床下に雨水が入り込むケースもあります。
 
2つ目は、家の中からの水分です。
キッチンや浴室、トイレ、洗面所など水を使う機会が多い場所では、木材を濡らしてしまうことが多いです。
特にタイル張りの浴室であれば、タイルの間のコンクリートに注意しましょう。
目地にヒビが入ると、水分が入り込み、多湿となる可能性があります。
 
3つ目は、地面から昇ってくる湿気です。
地表の水分が蒸発し、床下へ上昇してくると、床下の木材の含水率が高くなり腐りやすくなります。
しかし、地面からの湿気は、床下に防湿対策を施すことで対策できます。
 
4つ目は、生活空間から発生する湿気です。
例を挙げると、汗や洗濯物、ファンヒーターの燃料から発生する蒸気があります。
これらは洗面所の換気を定期的に行ったり、布団を干して乾燥させたりする工夫で対策できます。
 

□湿気対策について紹介

最後に湿気対策をいくつか紹介します。
湿気対策として1番簡単なやり方は換気をして湿気を外に逃がすことです。
換気扇やエアコンの除湿機能を使って湿気や汚い空気を外に出しましょう。
窓を開けて換気する場合は、異なる2方向の窓を開けて風通しを良くすることがポイントです。
 
更にサーキュレーターや天井扇で空気を循環させるのも効果的でしょう。
寝室や個室には換気扇がないケースが少なくないですよね。
そういった場合は、サーキュレーターを活用しましょう。
気軽な価格で購入でき、室内の空気をしっかり循環してくれます。
 

□まとめ

木造住宅の木材を濡らす要因や湿気対策について解説しました。
今回の記事で紹介した内容を参考に、湿気対策をしっかり行ってください。
当社では家ができあがった後も快適な生活を送って頂くために自然素材に注目した家づくりを行っております。
少しでも興味のある方はぜひお問い合わせください。

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