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耐震構造と制震構造と免震構造の違いとは?それぞれの違いを紹介します!

2022年07月06日 Comment(0)

注文住宅を検討している方は、地震の揺れを軽減する耐震構造や制震構造などをご存じでしょうか。
それぞれについて詳しいことは分からない方が多いでしょう。
今回は、耐震構造と制震構造と免震構造の違いを紹介します。
また、それぞれのメリットやデメリットも併せて紹介します。
ぜひお役立てください。

□耐震構造と制震構造と免震構造の違いとは?

まずは、耐震構造の特徴を紹介します。
耐震構造は壁や柱を強化することで、建物自体の強度を上げて揺れに対抗するものです。
自治体の建物や学校の多くはこの方法で建てられており、最も普及している構造です。

次に、制震構造の特徴を紹介します。
制震構造は建物内に設置した制震ダンパーという部材によって、揺れを吸収するものです。
この部材には特殊なゴムが使用されており、地震の揺れを熱エネルギーに変えることで、揺れを吸収しています。

最後に、免震構造の特徴を紹介します。
免震構造は建物と地面の間に免震部材を設置し、揺れを吸収するものです。
地面と建物の間が絶縁されているので、耐震構造や制震構造よりも揺れを抑えられます。

□耐震構造と制震構造と免震構造のメリットやデメリットとは?

*耐震構造のメリットとデメリット

メリットは3つの工法の中で最も費用を抑えられて、現状日本で最も多く取り入れられていることです。
その他には、激しい地震や強風などに対抗できることや、地下室を設けられることが挙げられます。
デメリットは地震の揺れが直接伝わるので、激しい揺れを感じやすいことです。
その他には建物の上部になるほど揺れを感じやすいことや、家具が転倒して2次被害が発生しやすいことも挙げられます。

*制震構造のメリットとデメリット

メリットは、耐震構造と免震構造の良いところを両立していることです。
耐震構造よりも建物の内部の損傷を抑えられて、免震構造よりも費用を抑えられて工期が短いです。
ただ、建物自体は接しているので、地盤が弱い土地には導入できないデメリットがあります。

*免震構造のメリットとデメリット

メリットは地震の揺れをほとんど吸収し、地震対策の中で最も優秀な工法であることです。
体感する揺れは実際の3分の1から5分の1程度です。
ただ、耐震構造や制震構造に比べて費用がかかってしまうデメリットがあります。

□まとめ

今回は耐震構造と制震構造と免震構造の違いについて紹介しました。
また、メリットやデメリットも併せて紹介しました。
当社では美しさや品質を犠牲にせずに、住宅性能が高い家づくりを実現しております。
注文住宅についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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